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健康保険料を安くする方法

 

皆さん健康保険に入っているかと思います。会社員なら「社会健康保険」、個人事業主は「国民健康保険(国保)」ですね。

 

会社員時代は企業負担もあるし、給料から引き落としだったのでさほど気にならなかったのですが、フリーランスになると国保に切り替える必要があり(※独立してから2年間は社会保険を継続することはできます)ボクもはじめて国保の支払通知書が届いたときは、こんなに支払うの??と驚きました。。

国保は収入が増えれば増えるほど、どんどん保険料が高くなっていきます。

 

そこで!

 

フリーランスで、文芸・美術に携わるクリエイターは「文芸美術国民健康保険(文美保険)」に切り替えることが可能なんです♪

 

実質的には前年度の確定申告書や、収入に繋がっている作品等の提出が必要なので、フリーランスになってから2年目以降にしか切り替えることができませんが、

 

文美保険はいくら収入があっても一定金額を払えば良いので、稼げば稼ぐほどお得になっていきます。

 

文美保険に入るには、何かしらの加盟団体に入らなければいけないので、自身が選んだ加盟団体で設定されている加盟料(入会金+年会費/約2万円くらい)が必要ですが、

 

文美保険は一人の場合、月額 25,700円(内訳:医療分19,900円 後期高齢者支援金分5,800円)なので、団体の加盟料にもよりますが、国保の月額が約30,000円以上であれば文美保険の方がお得になります。

※毎年値上がりしてるのが気になりますが・・・

 

令和6年度、文美保険料

①組合員

 1人 月額 25,700円(内訳:医療分19,900円 後期高齢者支援金分5,800円)

②家族

 1人当たり 月額 15,400円(内訳:医療分9,600円 後期高齢者支援金分5,800円)

③介護保険料(満40歳から64歳までの被保険者(当組合に加入するすべての方))

 1人当たり 月額 5,700円

 

月額の保険料=①+(②×該当人数)+(③×該当人数)

 

※後期高齢者支援金:75歳未満の国民すべての方が、納付を義務付けられています。

※介護保険料:40歳~64歳までの納付先は健康保険(当組合含む)、65歳以上の方の納付先は

 お住いの市区町村として義務付けられています。

 

文美保険には人間ドックの補助金が出たり、メリットもありますので、ぜひクリエイターやアーティスト、俳優、映画監督等、文芸美術に携わる方は、メリットがあるかないかを検討してみてはいかがでしょうか?